メモ

不殺生戒

2023-09-18 月曜日

鵼の碑』829ページ(了)

おもしろかった。
今まで買った陰摩羅鬼の瑕までは売ってしまって(京極堂シリーズに限らずだが)手もとに残ってないのだけど、鵼の碑は大切に手もとに残しておこうと思います。それが、読んだ感想です。

『鵼の碑』829ページ(了) - 坊主めくり
https://ladybug7.hatenablog.com/entry/2023/09/18/222909

一昨日、昨日と続き今日も「鵼の碑」を読んでいて、そして読み終えた。
ネタバレではないけど、まだこの『鵼の碑』を読んだことなく___なおかつ(私は京極堂シリーズと呼んでいる)この百鬼夜行シリーズをこれまで読んだことある人が見たら未見であることの/これから読む楽しみを減じてしまうかもしれない「事」を、
(※閲覧注意
まだ読んでいない人は、ここ先は読まないで!)
途中644ページで気づいたというか私の頭の中で某過去作に繋がったのだけど……最後の方の京極堂による語りの中に確かにその繋がりある過去作というか登場人物名は出た___が、しかしそれによる(関係者だが)事では……

何故に私が某過去作と繋げてしまったのかは、この作品の中に出て来る___ある「物」その「物」に関係している人物の所作など、おそらく作者である京極夏彦の策にハメられたからです。そしてそのハメられたことにより終盤が読んでいて楽しくなりました。
上記のことが理由のすべてではなく___
私的には/読者として、この『鵼の碑』が京極堂シリーズの最高傑作です。
作品内容について感想を、その思うところを色々書いてしまうとネタバレになるので書かないが、とてもタイムリーな内容で___内容については書けないが、「京極夏彦は悪人ではない」とだけ私は断言しておきます(何か皮肉とかではなく素直に文字通り)。